エピソード1の裏話:「その時カードは動いた」
1996年10月10日の
利用開始以来、行政窓口でのカード決済を検討し
当時の自治省へは何度かカード利用の申請をしましたが「許可」は頂けませんでした。

*自治体の決済は「現金もしくは現金と見做すもの」で行う*
 という杓子定規な条項がハードルになりました。
 (参考までに 組合の決済はこの頃から現在までも通常月に2回行われています)

カード支払を現金と同じにするという当時のカード決済では考えられなかった
「無理難題」になってしまった高いハードルを越えるため、
駒ヶ根市役所の許可を得て当時の赤穂信用金庫システム部が勢力を結集し
独自で運営していた電算システムを駆使し、
信金システム部高坂部長の肝煎りで600万強の費用を投じて見事このハードルを乗り越える
 「つれてってカード即日決済システム」を構築して頂けました。

そのシステムとは・・・
行政窓口のカード端末を利用して使われたポイント支払・プリペイド支払の情報を
まず市役所内に設置する行政端末専用サーバーに取り込み
それを「資金転送データ」に加工し、更にそれを市役所内に既存設置してある
信金ATMの専用線を使ってオンラインで信金システム部へデータ転送し
ファームバンキングを使って信金「組合口座」から信金「駒ヶ根市役所口座」へ
即日に振替入金を行うという離れ業でした。

ただし、このシステムを持ってしても、自治省から「許可」という言葉は頂けませんでした。
救いのヒントは 長野県庁の言葉でした
  (自治省への申請は毎回県を通じて行っていました)
県の担当者は
 「自治省もダメとは言っていないんですよ!もちろん良いとも言っていませんが・・・」

悲願の行政窓口のカード利用は利用開始以来2年の時を経て、
1998年9月1日より開始されました!
おかげさまで組合の通帳には毎日
”市役所への振り替え”が記帳され事務局の事務作業が増えました。

めでたし、めでたし、ようやく「つれてってカード」は公民権を得る事が出来ました。

これもひとえにご苦労を頂いた
駒ヶ根市役所・信金システム部の皆様のおかげと感謝致しております。